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ー不動産売却の契約で知っておきたいポイントー

不動産売却を進める上で重要なのが「契約」です。売買契約は、買主と売主が合意し、不動産の取引が正式に成立する瞬間でもあります。しかし、専門用語や手続きが多いため、初めて売却する方には不安もつきものです。ここでは、契約時に押さえておきたい基本的な流れと注意点を、わかりやすく解説していきます。

契約までの流れ

不動産売却の契約は、以下のようなステップで進行します。

・買主が購入の意思を示す「購入申込書」を提出
・売主と買主が価格や条件について合意
・売買契約書の作成
・契約締結と手付金の支払い

購入申込書の提出時点ではまだ契約ではありません。重要なのは、その後の条件交渉と契約書の内容確認です。

売買契約書の主な記載内容

売買契約書には、不動産の詳細や引き渡し日、支払方法などが記載されます。具体的には以下のような項目が含まれます。

・物件の所在地や面積などの基本情報
・売買代金と支払いスケジュール
・引き渡し時期や方法
・契約解除に関する条件や違約金の規定

これらは後々のトラブル防止のためにも、しっかり確認しておくことが大切です。

契約締結時の注意点

契約書に署名・捺印をしたら、原則としてキャンセルはできません。そのため、以下の点をよく確認してから契約に臨みましょう。

・記載内容に誤りがないか
・自分が了承した条件と違いがないか
・不明点は必ず担当者に確認する

また、契約時には手付金の支払いが必要になります。相場としては売買価格の5〜10%程度が一般的です。

売却後の引き渡しに向けて

契約が成立した後は、物件の引き渡しに向けた準備が始まります。物件の状態を整えることはもちろん、抵当権の抹消手続きや必要書類の準備なども必要です。引き渡し前に最終確認を行うケースもあるので、スケジュール管理をしっかり行いましょう。

まとめ

不動産売却の契約は、取引の要となる非常に重要なプロセスです。細かい内容までしっかり確認し、納得のうえで署名・捺印することが成功のカギとなります。専門用語が多くても、担当者に質問するなどして不安を解消しながら進めていきましょう。しっかりと準備を整えることで、安心して次のステップへ進むことができます。

2025.07.18